2011年7月31日日曜日

特選・涼しく感じるクラシック 25曲

オンエア曲目リスト















015(16:11)吉松 隆(よしまつ たかし)作曲 白い風景 作品47a(オーケストラ版)
管弦楽 : マンチェスター室内管弦楽団、指揮 : 藤岡 幸夫(ふじおか さちお)<CAMERATA LC7038>










エンディング テーマ リスト作曲「泉のほとりで」
ピアノ:フジ子・ヘミング<VICC-60335>

古楽の楽しみ -18世紀中頃に活躍したイタリアの作曲家-(3)オペラの改革を偽名でトライ http://amzn.to/oee22E

昭和の世には音楽学校の生徒は、流行歌を歌うことは禁止されていて吹き込みをするなんて以ての外。藤山一郎さんは小さい弟、妹たちのために流行歌手に成る事を選択。ミス・コロンビアと名乗った松原操なども、レコード会社との専属で作詞、作曲家たちが違うレコード会社の歌手に惚れてあえて歌って貰いたいと別名で提供した策もありました。が、藤山一郎さんほどの歌声は隠しようがなかったでしょう。

バロック音楽の時代、偽名で発表したオペラが大成功したヨンメッリ。NHKでの表記はヨンメルリとなっていますが、名を騰げることよりも作品に対する素直な反応を見てみたかったのでしょう。幼少期のモーツァルトが父親と旅をしながら新しい音楽を学んでいた頃に、このヨンメッリに逢っています。ヨンメッリはソロ歌手の"のど自慢"を引き立てることより物語や脚本に重点を置くことに関心が強くて、伴奏程度だった器楽合奏を充実させ合唱曲も良くしました。グルックのオペラ革新に匹敵するヨンメッリの行ったオペラ改革は、モーツァルトの幼心にしっかりと刻み込まれたようです。 http://amzn.to/oee22E

Cordiaplatti

古楽の楽しみ -18世紀中頃に活躍したイタリアの作曲家-(3)

うっとりと聴き入ってしまうこと請け合います☆ザ・グリュミオー・トリオ / モーツァルト:6つの前奏曲とフーガ K.404a レッド・ラベル http://amzn.to/rq3qRc

思う存分に弦の響きに酔いしれること、請け合いです。寸分の隙もない、グリュミオーの個人芸もヴェーグ四重奏団のヤンツェル夫妻と音の飛びっきりの美しさをうっとりと聴かせてくれて聴き込んでしまいます。オーケストラの最小単位である弦楽四重奏では無くて、三重奏という事で緊張感も和んでいます。その三重奏というスタイルはどうも、日本のクラシック音楽ファンには馴染み薄いようですがモーツァルトの弦楽三重奏のための数曲は特別。録音も優秀でヴァイオリン、ヴィオラ、チェロそれぞれ3つの楽器の動きが分かり易く、良く融け合った響きで捉えています。 http://amzn.to/rq3qRc

通販レコード 2007年10月のアマデウスクラシックス第1回頒布で紹介 在庫有り☆ 

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アナログ・オリジナル盤について、詳しくはこちらをご覧下さい http://amadeusclassics.otemo-yan.net/

6500-605

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2011年7月29日金曜日

【蓄音器の音】これは何でしょうか - 第279回蓄音器でレコードを楽しむコンサート《沖縄音楽特集》レポート①

夏休みになったばかりで熊本博物館は子供たちがいっぱい。7月例会、第279回蓄音器でレコードを楽しむコンサートは沖縄から講師として、山城政幸さんが解説者の小浜司さんと三味線演奏家の牧野晃明さんをおつれくださいました。生憎夏休み最初の日曜日でしたから館内はイヴェント盛りだくさん。いつもの会場が使えなくて、プラネタリウム前の展示スペースでのコンサートになりました。

吹き抜けスペースでのコンサートとなりましたので音響は結構響きました。SPレコードの再生音や三味線の演奏は随分広く聴こえていたという事でした。意外だったのは解説の間は聴こえることはなかったそうで、「合間合間が長く静かでしたね」と一番近い特別展示室で"九州新幹線全線開業記念事業 サンゴ礁の化石たち"の展示担当者の方から聴く事が出来ました。

古楽の楽しみ -18世紀中頃に活躍したイタリアの作曲家-(2) 天使か悪魔か、教会音楽史に唐突に舞い降りたような鬼才

悪魔のトリル・・・このタイトルは、曲は聴いたことがないけどフレーズとして頭の何処かにあるって人は少なくないでしょう。もしかしたら実際の曲以上に凄いイメージに膨らんでいるかもしれませんね。確か小学生の頃に読んだマンガに似たようなタイトルであったように思います。山岸凉子・・・じゃなかったか?

ドゥランテが教会音楽で名を広めた音楽家であるならば、器楽曲の鬼才は《悪魔のトリル》を作曲したタルティーニでしょう。ヴァイオリン協奏曲の終楽章が余りにもエキセントリックで、そのフレーズを悪魔に教わったというエピソードがある曲です。夢の中に悪魔が出てきて、けして人に聞かせてはいけないと弾いた曲を楽譜に残したとか。わたしはこの話と、落語の『死に神』が重なって仕方がありません。SPレコードに録音が少なくないことから、作曲されてからずっとクラシックの寝物語に残り続けてきたのでしょうね。

8007144606138

CD: Tartini: the Violin Concertos

古楽の楽しみ -18世紀中頃に活躍したイタリアの作曲家-(2) 7月26日放送

2011年7月27日水曜日

ウルフマザーのアンドリューがプライヴェートで歌を披露...でも“Let It Be”だったので罰金350ドル!!

歌ったら罰金を350ドル取られたというニュース。それとも、歌いたかったから罰金を払った?

ウルフマザーのフロントマンであるアンドリューが、地元オーストラリアのパブで泥酔してステージに上がり、演奏していたバンドからマイクを取り上げてビートルズの“Let It Be”を即興で歌ったという。そこで少し小競り合いが起こり、店はアンドリューを追い出そうとしたが店の通路に座り続けたので、駆け付けた警察官によって逮捕、彼は一晩警察署に留置され、350ドルの罰金が科せられたとのことだ。

お店ではウルフマザーのアンドリューって誰?って感じだったのかもしれない。グループは知られていても、グループでない時はソロだ。ステージで演奏していたバンドはお金を払って、お店から時間を貰っているんだろうから臨機応変に一緒にステージを盛り上げようとしなかったんでしょうね。これが一緒に楽しんでいたのなら「ウルフマザーのアンドリューがプライヴェートで歌を披露」という楽しい話題になるのでしょう。19世紀のフランスのサロンではもてはやされても、ショパンが現代のパブでピアノがあるからって上機嫌でプレイされても他のお客は萎えちゃうよね。素晴らしいステージでしたね、と労う人は居ないだろうね。

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Wolfmother frontman fined for singing by Amelia Bentley July 22, 2011 via brisbanetimes.com.au

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